市川海老蔵、知人からのメールに涙 「ご期待に応えられるようにしなくては」
脳腫瘍を患った知人が回復したことを明かした海老蔵。観劇を励みにしていたと知り、思いを新たにしている。
歌舞伎俳優・市川海老蔵が8日、自身のAmeba公式ブログを更新。脳腫瘍から回復した知人が観劇に訪れることを明かした。
■退院したその足で観劇
今月4日から13日まで京都・南座で『海老蔵歌舞伎』を上演中の海老蔵。「疲れてはいけない訳」と題した文章を投稿し、脳腫瘍の治療を受けていた知人から届いたメールの内容を明かした。
メールには、「脳腫瘍の手術後、院内感染もあり、約2ヶ月入院していました。途中退院見込みも分からず落ち込んでいましたが、海老蔵さんの歌舞伎を楽しみに回復し9日朝に退院しその足で観劇に参ります。海老蔵パワーでの回復です。とっても嬉しかったので、お知らせしました」と書かれていたという。
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■元気であり続けられる形を
海老蔵は、「涙。そんな風に楽しみにして下さる方がいるのですから私は疲れてはいけないのではなく、一回一回の公演がご期待に応えられるようにしなくてはです」とし、「ですから、興行の形も毎回、試行錯誤しています。本当に毎回悩み葛藤して決断をしての形ではあるのです…」とつづる。
さらに、「毎日休まず、ずっとですと、人間ですからどこかで疲れを感じたり、思うようにできないことが起こります。それではね…。ですから己が元気であり続けられる形を、新しくここ数年頑張っています」と自身の体調管理にも気を付けていることを説明。
「そして知り合いだけではなく、お客様はお一人お一人異なる訳ですから、そういうところまで考えると役者ってなかなかです」と記している。
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■「生きる希望みたいですね」
このエントリーには、ファンから「海老蔵さんってすごいなって改めて思いました。本当に生きる希望みたいですね」「素晴らしいお話ですね」「海老蔵さんを生きがいにされて回復されて素晴らしいですね」とコメントが書き込まれた。
また、「海老蔵さんも、考え過ぎて体調を崩さないように」「演じることは、本当に大変だと思います」「海老蔵さんがいつも元気でなくちゃ」などと気遣う声も寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)