NHK朝ドラ『おかえりモネ』を気象予報士が分析 番組に登場した天気図の秘密

清原果耶主演で話題のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』。ドラマのストーリーにも関連する気象予報士の見方は…。

2021/06/08 16:30



■妹はカキを研究

ドラマの中では、モネの妹・水産高校2年生の永浦未知(蒔田彩珠)が、気仙沼産の種ガキを作るべく研究をしています。種ガキの主産地は宮城県で、ドラマでは全国の養殖ガキの約8割が宮城県産の種ガキから作られていたと述べられています。

その主産地は松島と石巻ですが、宮城に次ぐ産地は広島県です。


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■物語の1週間後に“広島豪雨”発生か

広島土砂災害

その広島が、2014年8月20日未明に平成26年8月豪雨(広島土砂災害)に襲われ、70名以上の方が亡くなりました。ドラマの中では、約1週間後です。今後このあたりも、話のキーポイントになってくるかもしれません。

さて、このカキの話、「積算温度」や「水温」などが少々難しく、理解しきれなかった方も多いと思います。宮城県水産業基盤整備課の方に取材したのですが、少々長くなりそうなので、次回のコラムで詳しく解説したいと思います。

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(取材・文/気象予報士・千種ゆり子

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