小中学生にワクチン接種の町に「殺人に加担するのか」など抗議214件 町は「断固屈しない」
吉本秀樹町長は「業務の妨害になる抗議の電話などはやめてほしい」と強く訴えている。
■抗議に屈してはいけない
SNS上には、この抗議の首謀者の一人とみられる人物が「抗議の電話をFacebookの仲間でしてまして、3回線の電話がパンクしたようです。私も朝一でしてます」などと投稿し、後に削除。
これに対しては、「自治体はこれらの抗議に屈してはいけない。屈すればますます勢いづく」といった声があがっている。
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■町は被害届を検討中
刑法には「威力を用いて人の業務を妨害したものも、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する」とある。威力とは被害者の自由意思を制圧するような行為を指し、迷惑電話や脅迫的なメール、SNSでの投稿も「威力」にあたり得る。
町は京都府警にこの件の相談を行っており、被害届を出すことも検討中。吉本秀樹町長は「業務の妨害になる抗議の電話などはやめてほしい」と強く訴えている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)