立民・枝野幸男代表、総選挙に向け鼻息荒く 「時代が私に追いついてきた」
立憲民主党の枝野幸男代表が記者会見。売れ行き好調な新著『枝野ビジョン』について語った。
■バイデン演説について「時代が私に追いついた」
さて、そこで11日の会見。筆者はいつものように経済政策について問い質した。その答えよりも、記者が驚き、筆者がのけぞったのは、枝野氏が米国のジョー=バイデン大統領について述べた感想だ。
枝野氏は「バイデン米大統領の(1月の)就任演説を読み、私がずっと言ってきてこの本にも書いたこととほぼ同じ方向性を言っている。時代が私に追いついていただいたと喜んでいる」と自賛した。さすがに、これには、「思い上がりだ」「自意識過剰」の声がネットであふれた。
関連記事:れいわ新選組・山本太郎代表が半年ぶり会見で衆院選出馬を正式発表 都議選参戦も
■党首討論も空転
菅義偉・首相との党首討論でも自説を延々と述べた枝野氏。菅首相はそれに対して自身が経験した東京五輪の思い出を5分以上も述べ、時間稼ぎが見え見えだった。
総選挙は今年10月までに必ずある。野党第一党の枝野氏がこれからもこうした発言を連発していくのかが注目されている。
・合わせて読みたい→れいわ新選組・山本太郎代表が半年ぶり会見で衆院選出馬を正式発表 都議選参戦も
(取材・文/France10・及川健二)