松本人志、五輪開催意向について率直な感想を吐露 「ささやかな抵抗したい」
菅首相の五輪開催意向について「このまま行っちゃうのか」と納得できない様子の松本。『ワイドナショー』で胸中を語った。
13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、開催まで残り40日余りとなった東京五輪について話題に。松本人志のコメントに注目が集まっている。
■「このまま行っちゃうのか」
11日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、東京五輪・パラリンピック開催に向け「人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを日本から発信したい」「強力な選手団を派遣してほしい」と語った菅義偉首相。
この発言は、開催の有無についての直接的な言及がない中での、事実上の決意表明ともされている。これを受け松本は「あ、このまま行っちゃうのかあ…という思いがあって」とコメント。
かねてより開催について「相当厳しい」「リモートを使うとか」「延期派」などと語ってきただけに、今回の表明には納得できないものがあるようだ。
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■「ささやかな抵抗」とは
さらに、このまま突き進むことに対して「ささやかな抵抗をしたい」という思いがあるとし、「めちゃくちゃちっちゃいテレビで観たろかな」とコメント。
「それか、録画しておいて、コロナ終わったころに一人オリンピックで見ようかなと」「薄目で見てやろうかな…」とボケを重ね、スタジオに笑いを誘う。最後には「なんかちょっとまだね…納得してないんです、僕は」と厳しい表情で語っていた。
視聴者からは松本のコメントに「本当にこのまま進んじゃうんですかね…」といった声が上がったほか、「薄目で見るって。抵抗の仕方がかわい」とのツッコミなども寄せられていた。
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■川田裕美アナも不安を吐露
ちなみに今回出演したフリーアナウンサーの川田裕美は「延期するものだと思ってました」と驚きの表情でコメント。「やり切るって方向にいく」現状にあるとしつつ、「決まってないことがあまりにも多すぎて」と不安を吐露した。
大きな関心ごとのひとつである、観客の有無についても決定していない現在。国際オリンピック委員会(IOC)は、観客上限について6月末を決定期限として示すなど、かなりぎりぎりで動いているようだ。
開催について賛否それぞれの声があるが、いずれにせよ多くのことが決まっていない状況に、不安な気持ちを抱いている人が多いのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)