長谷部誠、ブンデス「最年長選手」として闘い続けられる秘訣を明かす
ドイツ、ブンデスリーガで活躍するサッカー選手・長谷部誠がイベントに出演。37歳になった今でも活躍し続けられる秘訣は「リカバリー」にあると断言した。
サッカー元日本代表で、現在は独ブンデスリーガ・フランクフルトに所属する長谷部誠選手が17日、東京・大手町で開催された「オムロン低周波治療器 アンバサダー就任発表会」に登壇。
現在37歳、ブンデスリーガ最年長出場選手として活躍できている“秘訣”について記者陣に明かした。
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■コロナ下での一年
このたび同社商品のアンバサダーに就任した長谷部選手。
冒頭、「ブンデスリーガでも無観客試合などの制限がある中でリーグ戦が行われました。(ファンがいないことで)サッカーの醍醐味である情熱、パッションが欠けた形になっていたものの、チームは最後までチャンピオンリーグを争う戦いができた」とコロナ下で戦った昨シーズンを振り返った。
その上で「個人的には一年一年がラストシーズンと考えながらこの3、4年プレーしています」とベテランとしての自覚も語りつつ、「昨シーズンはディフェンスラインだけでなくボランチとしても試合に。(1試合平均で)約12kmを走り、まだまだできるんだと自分自身もびっくりした部分もありました。この年齢ですが、パフォーマンスを評価されていると嬉しく感じています」と笑顔で語った。
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■「ダントツの最年長」として
ブンデスリーガ所属選手の平均年齢は26歳前後といわれており、そんな中で37歳でバリバリ活躍する長谷部選手は異色の存在だ。
「チームでもダントツの最年長(笑)。若いチームメイトからも『どうしたらこんだけ長くプレーができるんだ?』と聞かれます。『日本人は(他国の選手と)何が違うんだ? 食べ物?』という質問も…」と明かしつつ、「僕自身は日本人としての遺伝子は関係ないと思いますし、サッカーに向けての姿勢と向き合う気持ちが大事だと思っています。アスリートとして大切なのはトレーニング、食事、そしてリカバリー(休息)。リカバリーをちゃんとできている選手が長くプレーできていると思う」と持論を述べた。