60代男性の4割が支持する鉄道 マニアが語るその魅力とは
専門誌やテレビ番組で人気の鉄道。好きな人はどのくらいいるのか?
■地域別で見ると…
さらに鉄道好きを地域別に見てみよう。1位はJR・私鉄・地下鉄など様々な鉄道が走る首都圏で26.7%。2位もJR東日本管内の東北で26.3%に。そして3位は阪急・南海・京阪などの私鉄やJR、地下鉄など種類が豊富な近畿で、24.2%だった。
一方北陸、九州・沖縄、四国は低い割合に。鉄道よりも車文化が色濃い地域であることが影響しているのかもしれない。
関連記事:安いのに機能性もバッチリ 「ワークマンが好き」若い男性では4割に迫る
■好きな人の声は
鉄道が好きと話す30代男性のYさんに魅力を語ってもらった。
「僕は鉄道の音が好きな音鉄です。発進や走っている音が好みで、東海地方に住んでいますが、全国に聞きに行きます。京急の『ドレミファインバーター』がお気に入りで、その車両が来るまで品川駅のイスに座って待ち、その音を聞けたときは感動しました。
もちろん車両自体のデザインにも興味あり、かっこいい電車を見ると嬉しくなります。一部の撮り鉄が迷惑行為をして、鉄道好きと言いづらい雰囲気があることも事実ですが、多くのファンは適切に楽しんでいる。そこをわかってほしいですね」
車体のデザインや音など多種多様な見方で楽しめる。それが鉄道の魅力なのだろう。
・合わせて読みたい→鉄道各社の終電繰り上げ、ネット上では意外な方向に反響 「上には上がいる」
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)