富山県の歴史ある寺が火災で消防車両22台出動 目撃者に話を聞いた
今なお守り伝えられている仏画や古文書など多くの歴史書が、寺に保存されていた。
26日午前11時半頃、富山県滑川市田中町にある西光寺で火災が起きた。炎の勢いがすごく現場付近は一時騒然とした。しらべぇ取材班は、目撃者や消防から話を聞いた。
■消防車両22台出動
富山県東部消防組合消防本部によると、26日午前11時21分に寺の関係者から「寺から黒煙が出ている」との119番通報が入った。消防車両22台(うち救急車1台)が出動し、消火活動にあたっているが、午後2時現在鎮火には至っていない。
なお、けが人はいないという。鎮火を待って、消防と警察が出火原因を詳しく調べる。
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■あっという間に燃え広がる
この火災を目撃したYUKAさんは「初めは黒煙がのぼっていて、炎の勢いもありあっという間に燃え広がった。その後屋根が崩れ落ちるのが見えた」と話す。
https://twitter.com/yhdzdggvhirs/status/1408614387082924032?s=20
また、「午後0時半頃にはだいぶ煙もおさまってきた」と述べた。現場は富山湾のすぐそばで付近には、商工会議所や銀行、市役所などが立ち並ぶ。
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■寺の本堂を全焼
火はおよそ2時間半後に消し止められたが、寺の本堂と住居部分が全焼し、近くの民家の一部も焼けた。現場はあいの風とやま鉄道の中滑川駅から北におよそ500メートルの住宅街にある。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)