西武・平良、プロ野球記録を樹立 その陰に高い意識と「秘密兵器」
西武・平良投手がプロ野球記録を樹立。達成直後、ファンに向かってコメントを発信した。
埼玉西武ライオンズに所属するエースリリーバー・平良海馬投手は1日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス戦でプロ野球新記録となる39試合連続無失点を達成。
その喜びをライオンズ公式ツイッターで明かし、ファンから称賛の声が上がっている。
■喜びを爆発させる平良投手
この日は1点リードの9回に登板し2死2塁のピンチを背負うも、4番の栗原陵矢捕手を外野フライに抑え、藤川球児氏(元阪神タイガース)が2006年に達成した、38試合連続無失点記録を更新。
試合終了後インタビューに応じた平良は、興奮冷めやらぬ様子で「今日はかなり危ないシーンでしたけど0点で良かったです。本当にうれしかったです」と喜びを爆発。
見守ってくれていたファンに対し「毎日言っていますけど、一歩一歩頑張ります。応援よろしくおねがいします」と今後の意気込みを語った。
見事、39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した #平良海馬 投手!
ベンチ裏ではいつもの柔らかい笑顔も交えながら、今日の出来事を振り返ってくれました。
平良投手、改めておめでとうございました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/L7OwD6LLNA— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) July 1, 2021
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■抑えで重要視される「奪三振率」
今季は最速160km/hのストレートだけでなく変化球の精度も高く、奪三振率(9回完投した場合の平均奪三振数)は脅威の11.61を記録。
東北楽天ゴールデンイーグルスの守護神・松井裕樹投手が11.50、同じく北海道日本ハムファイターズのクローザー・杉浦稔大の11.48を上回っており、数値を見てもリーグを代表する救援投手であるとわかる。