まるで銀メッキのようなスズメバチが衝撃的　塗料スプレーで瞬殺できた理由とは

山菜採りなどの際にクマに襲われる事故がしばしば報じられるが、じつは日本で最も人の命を奪っている危険生物はクマでも毒蛇でもない。厚生労働省が発表している人口動態統計によれば、蜂による死者は2019年には11人。2015年には23人に及んでいる。

蜂のなかでもとくに危険なのは、攻撃性が高く集団生活を行うスズメバチの仲間だ。そんなスズメバチの衝撃的な画像がツイッターで話題となっている。

 

■まるで銀メッキのスズメバチ

6月30日にツイッターを投稿したのは、アラノスさん。現在も模型作りを趣味にしているが、大学生の頃の話として「模型作ってたときに窓から飛び込んできたスズメバチを、ちょうど手に持ってたシルバーの缶スプレーで瞬殺したことがある」とツイートしたのだ。

大学生の頃の話
模型作ってたときに窓から飛び込んできたスズメバチを、ちょうど手に持ってたシルバーの缶スプレーで瞬殺したことがある。#フォロワーの9割くらいが体験した事が無さそうな体験 pic.twitter.com/ERpr1DoXrV

— アラノス@模型おやすみ中 (@3A07_azusa) June 30, 2021

投稿された写真にはまるで金属製品のように銀色に輝くスズメバチの写真も。投稿には「フォロワーの9割くらいが体験した事が無さそうな体験」とのハッシュタグもつけられているが、それも納得だ。

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■どうやって戦ったのか聞いた

毎年多くの死者が出ているスズメバチ。部屋に飛び込んできたら恐怖におののいてしまう人が多そうだが、なぜ瞬殺に成功したのか。

投稿者のアラノスさんに聞いてみると、まずスズメバチが飛び込んできたのは、「模型の塗装をしようとして（揮発性塗料を使うために）窓を開けたとき」だったという。

入ってきたスズメバチはすぐ机の上に止まったため、すかさず近くにあった紙コップを上からかぶせて捕まえたというアラノスさん。「そのあと殺虫剤を使おうと思ったのですが無かったので、代わりに手元にあった模型の塗装用のスプレーを隙間から吹き掛けました」とのことだった。