赤城山のシンボル・啄木鳥橋が一部崩落 県は「予算の関係もありなかなか困難」
「1~2年でできることではない。スピード感を持ってやれば10年はかからないと思うが」と担当者。
■「早く新しい橋に」
しらべぇ編集部の取材に対して担当者は、「県が放置している訳ではないが、予算や優先順位の関係でなかなか難しいようだ。ただ、観光客も渡ることを楽しみにしている場所なので、早く新しい橋にしてほしいと地域住民が願っている」と話す。
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■予算や優先順位が影響
公園の管理を管轄する県自然環境課は、取材に対して「5日に現場を実際に見に行った。まず落ちたものを撤去しなければならない」と語った。
その上で「この橋を渡らなくても、赤城神社には反対側の陸地からも行ける。橋の取り壊しは決まっているが、コロナ禍で予算の関係と優先順位もあり、なかなか進まない現状がある」とこぼす。
さらに「取り壊してからもシンボルの橋であるため、新しいデザインをどうしていくのかや工法、また県民のコンセンサスなどやらなければならないことがたくさんある。そのため1~2年でできることではない。スピード感を持ってやれば10年はかからないと思うが」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)