熱海の和菓子店が避難者にようかんを用意 市は「全国からの支援に感謝」
「避難者は582人中562人は市内のホテルに避難中。そのため、食料は足りている状態だ」と熱海市。
■生鮮食品などの支援はお断り
一方熱海市は、「土砂災害に対し、多くのご心配ご支援をいただいておりますが、生鮮食品・消費期限の近い食料品・少量の菓子など、また使用済みや開封後の日用品・衣類、数の限られた物品などのご提供(ご支援)はお断りさせていただいてます」とツイート。
【熱海市緊急情報】
土砂災害に対し、多くのご心配ご支援をいただいておりますが、生鮮食品・消費期限の近い食料品・少量の菓子など、また使用済みや開封後の日用品・衣類、数の限られた物品などのご提供(ご支援)はお断りさせていただいてます。詳細はこちらをご覧くださいhttps://t.co/dOM00KclE2— 熱海市 (@atamicity) July 5, 2021
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■全国からの支援に感謝
市の担当者は「6日午前6時現在の避難者は582人で、うち562人は市内のホテルに避難中。そのため、食料は足りている状態だ」と話す。日用品などについても精査し、市が購入しているという。
また、民間企業や全国の自治体からも支援の申し出を受けているそうだ。「全国から一挙に物資が届くと、保管するスペースの問題も生じてしまう」と話す。
実際に、東日本大震災発生時、被災自治体には多くの支援物資が届いた。しかし差配がうまくできずに、倉庫に積み上がったままといった状態も見受けられた。最後に担当者は「全国からの支援に改めて感謝申し上げる」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)