舛添要一前都知事、IOCバッハ会長の来日を懸念 「最悪のタイミング」

舛添要一氏がツイッターを更新。IOCのトーマス・バッハ会長の来日に波紋が広がっている。

2021/07/08 17:35


舛添要一
(©舛添要一公式ツイッター)

舛添要一前東京都知事が8日、自身の公式ツイッターを更新。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が来日したことについて、自身の持論を展開した。



■IOCバッハ会長が来日

8日の正午、東京オリンピック開幕に向けた最終調整のため、バッハ会長が来日した。今夜の5者協議にはオンラインで参加する予定だと報道されている。

政府が4度目の緊急事態宣言を発令する方針を固める中、バッハ会長の来日について疑問視する声は多い。


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■感染状況の深刻さを認識してほしい

舛添前都知事はこの報道を受けて、「最悪のタイミングだ。東京に緊急事態宣言発令が決まり、訪問先に挙げている広島は大雨の被害を受けている真っ最中だ。今夜オンラインで5者協議に臨むというが、日本のコロナ感染状況などの深刻さを十分に認識してほしい」とツイート。

続けて「現実は、五輪の理想からは遠ざかってしまっている」と日本の現状について指摘している。


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■バッハ会長の来日に波紋

舛添前都知事のツイートには、バッハ会長の来日に対し「わざわざ来日してオンライン会談って…」「バッハ会長が日本の感染者数、重症者数、死亡者を見て深刻だと思うだろうか…」などと波紋が広がっている。

東京では再び新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあり、今もなお油断できない状況が続いている。新規感染者について日々新しい情報が出ているため、注意深く確認していきたい。

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(文/しらべぇ編集部・三黒いつき

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