博物館に自ら現れた“特別天然記念物”が話題 撮影者も明かす「レアな体験」
会津藩校日新館に現れた特別天然記念物。シシガミ様を思わせる神々しい姿が話題に…。
■日新館に詳しい話を聞いてみると
普段からよく出現するのか気になった記者が、日新館に問い合わせてみると「当施設は周りが森に囲まれているので、何度かニホンカモシカを発見したことはあります。お客さまが帰られたときや雨上がりなどに出現しますが、写真として残ったのは初めてです」との回答。写真を撮るまで逃げなかったのは貴重だったのだ。
臆病な性格で普段はすぐに逃げてしまうようだが、この日はなぜか逃げずにジッとしていたという。50mほどの距離から、撮影者を5分ほど見つめていたようだ。…もしかすると、何かを伝えたかったのかもしれない。
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■市街地にも出るのか?
日新館でニホンカモシカに出会う可能性はそこまで低くないようだが、前述の通りすぐに逃げてしまうことが判明。発見したときは、刺激せずに遠くから見つめたほうが良いだろう。
ちなみに市街地にも出現するのか聞いてみると、「当施設は山の近くですが、市街地まで降りると出会える可能性は低いと思います」と話してくれた。国の特別天然記念物、実際に会ってみたいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)