スーパーで売っていた巻き貝がまるで真珠の輝き 製作者に聞いたコツは…

そのままだとくすんだ色をした貝。しかし丁寧に磨くと驚きのビフォーアフターを遂げる。

2021/07/09 22:05



■輝きの秘密は「真珠層」

ナガラミ

軟体動物の二枚貝類 、腹足類には貝殻に3層構造があり、最内部の炭酸カルシウムを分泌して貝殻を作り出す「外套膜」と接する部分には、外套膜から分泌された炭酸カルシウムを主成分とした真珠の外側のコーティングを作り上げる物質が貝殻の内側に付いた「真珠層」が存在する。

そのため貝殻を磨くことによって、真珠層の部分をむき出しにすることにより光沢を持たせることができるのだ。


関連記事:千葉県にまさかの『貝の自動販売機』発見 凄まじく美味しい貝が売られていた

■耐水ペーパーで段階的に研磨

ナガラミ

中学生の頃に弟と一緒に海で貝を拾って持ち帰り、家で磨いたり、別の貝や石、木の実などを磨いた事があったというアトリエpuchucoさん。その経験から今回、スーパーで売っていたナガラミを磨いてみようと思ったようだ。

磨いていく工程については、まず鉄のヤスリで表面を少し削り、水をつけながら耐水ペーパーで磨いていくとのこと。目の荒い#240のペーパーから #400、#600、#800、#1000、#1500、#2000、#3000と段階的に変えながら磨いていくそうだ。

きれいに仕上げるための注意点について、アトリエpuchucoさんは「手を抜かず丁寧に磨く事でしょうか」と語っていた。

・合わせて読みたい→はま寿司「黒毛和牛と貝祭り」がお得すぎ 今すぐ店舗へ足を運んだほうが良いレベル

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

ツイッターダイヤモンド
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング