指原莉乃と小島瑠璃子が2大バラドル女王な理由 求められる「総合力」とは
バラドルはどのようにして売れるのだろうか。本当に生き残ることができるバラドルとは。
■指原と小島の絆
指原は以上の流れで小島をライバル視するのだろう。2020年9月7日の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系列)では、若手の台頭に対し、指原は、「私もこじるりも絶対に死にませんからね」と、その場にいなかった小島に対し同期のライバルとしての仲間意識が窺える発言をしている。
芸能界でのライバル同士の絆といえば、ビートたけしとタモリの関係が思い浮かぶだろう。BIG3という単位こそがBIG3を最強のものにしたことを考えれば、ライバル同士の絆は重要だ。
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■こじるりの再出発
小島は、6月23日の『あちこちオードリー』(テレビ東京系列)で、「お金を稼げるようにいよう」、「自分で立ってるのが好き」と、重要な生きる指針を語っている。
小島は、大きな破局を経て、女性の生き方を主張していく側面も見せ、新たに仕事への再スタートに向けて勢い付けている状況なのが明らかだろう。
■指原と小島のバラドル界
指原は、小島は政治系の現場リポートができるが指原には無理だとする。対する指原は、=LOVE(イコールラブ)のアイドルプロデュースで成功中。
別ジャンルで成功の種をまくあたり、まさに北野武のような活躍。指原と小島には、ベッキーには持つことができなかったライバル関係の絆を活かし、新たなバラドルの歴史を築き上げていってほしい。
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(文/メディア評論家・宮室 信洋)