緊急事態宣言も人出の変化は… 玉川徹氏は「五輪開催が言い訳に」と懸念
2回目、3回目の緊急事態宣言直後は人流が減少したが、4回目となる今回は…。人々が慣れてしまい「言葉の重みがない」との声も。
13日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、緊急事態宣言発出直後の都内の様子を紹介。同局の玉川徹氏は、東京五輪・パラリンピック開催による、マイナスな影響について懸念した。
■越境飲みや路上飲みが続出
昨日12日、東京に4回目となる緊急事態宣言が発出。この影響で、隣接する神奈川県や埼玉県などの飲食店で越境飲みをする人が増加し、路上飲みをする人らの姿がVTRで紹介された。
番組の取材に応じた街の人々からは「(緊急事態宣言が)4回目となるとみんなもう出歩いている感じ」「慣れてしまっていて、言葉の重みや意味が薄れてしまっている」との声も。
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■玉川氏は2週間後の感染者数を懸念
2回目、3回目の緊急事態宣言発出直後には人出の減少がみられたものの、4回目となる今回は、宣言発出後も人出にあまり大きな変化がないことが報じられた。
以前から“緊急事態宣言の発出直後は人出が下がる”と注目していた玉川氏は、「やっぱり緊急事態宣言が出ればガクンと人流は落ちたんですよね」と過去の緊急事態宣言下の人流動向について振り返りながら、「今回はやっぱ落ちてほしいなと思ったんですけども、集団の心理っていうのはですね、そういう風には動いてくれないのかなあ…」と嘆く。
また五輪開催まであと10日と迫り、「およそ2週間後にまた感染者数となって現れて出てくるそれがどうなってくるのか」と案じている。