チコちゃんが「運動神経の秘密」に迫る 生まれながらの能力ではなかった
『チコちゃんに叱られる』で運動神経について解説。後天的に身につくもので、鍛えることが可能だった。
■運動神経の差は経験の差
チコちゃんは、脳の中の神経回路を都内を入り組んで走る地下鉄の路線図に例える。ある運動を地下鉄でA駅からB駅に向かうと仮定すると運動神経がいい人は効率的な最短ルートすぐに考え出す。反対に運動神経が悪い人は、遠回りするルートを選んでしまうだろう。
神経回路をうまく使うには、「成功体験」「反復練習」の2つが必要不可欠。地下鉄の例で例えると、複雑な乗り換えでも1度ルートを覚えてしまえば、同じルートを間違える可能性は低くなる。
「正しいルートを使って目的を無駄なく到着した」のような成功体験を1度でも味わうことが大切で、そうした経験を何度も体に染み込ませていくことでうまくなっていく。
運動神経がいいと言われる人は、はじめておこなう運動でも過去にしたことのある動きを応用することができる人であり、さまざまな動きを経験することで、その能力も培われていく。
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■運動神経を鍛える方法は…
運動神経を鍛えるには、「うまい人の動きをマネする」「うまくいった動きは繰り返す」「練習中の自分を客観的に見る」「たまに休む」の4点が重要。自分の中でイメージを作りながら取り組むことで効果的に鍛えられると紹介した。
才能と考えがちな運動神経だが、鍛えることができる能力であるのであれば、今からでもトレーニングしておきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)