茂木健一郎氏、五輪反対派に異論 「ノイジーマイノリティのほうがうんざり」
五輪に反対する人に「絶対に同意しない」という茂木氏。「五輪は一つの文化」として盛り上げたいとつづる。
■絶対に同意しない
続けて「五輪の開催に賛成する人たちが、あたかもコロナ対策や人命を軽視しているかのような、粗雑な決めつけをやっているひとたちははっきり言って最悪。五輪は一つの文化であって、それを非論理的思考で否定する人は、結局、すべての文化の価値をないがしろにしている」と異論を唱えた。
「コロナ対策や、人命重視をいわば『人質』にして、自分たちの主張が正しいと押し付けてくる五輪反対派に、ぼくは絶対に同意しない。君たちのような粗雑な論理構造が、過去、人類の歴史において、さまざまな文化破壊、圧制をもたらしてきた。世界はもっと多様だ。失敬」と締めくくっている。
コロナ対策や、人命重視をいわば「人質」にして、自分たちの主張が正しいと押し付けてくる五輪反対派に、ぼくは絶対に同意しない。君たちのような粗雑な論理構造が、過去、人類の歴史において、さまざまな文化破壊、圧政をもたらしてきた。世界はもっと多様だ。失敬。#もううんざりだよ東京五輪
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) July 20, 2021
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■ユーザーからは賛否の声
茂木氏の主張に、ユーザーからは「モヤモヤがスッキリした気がする」「未来を担う子供たちに大人の醜い争いを見せるより、どのようなスポーツがあり世界中で活躍する多くの選手たちがいることに注目するべきだ!」「選手は本当に気の毒です。応援します」との賛同も。
その一方で、「もっとまともなコロナ対策が行われていたら、五輪に対する国民の意見も変わっていたと思います」「五輪を行うことにより、他の自粛との整合性が取れなくなる」「確定的なことが言えないなら、東京五輪が安全だとも言えないですよね」といった声も寄せられた。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)