東京五輪開会式、バッハ会長のロングスピーチで「校長先生」トレンド入り
視聴者のひんしゅくを買ったバッハ会長のロングスピーチ。芸能界からもあきれる声が。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された東京五輪。その開会式が23日、東京・国立競技場にて行われた。
■入場行進で盛り上がるも…
各国選手団の入場行進では、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』『モンスターハンター』など、日本が誇る人気ゲームのテーマソングが立て続けに演奏され、ゲームタイトルが続々とトレンド入りする反響。ネットを興奮の渦に巻き込んだ。
一方で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長のあいさつが視聴者のひんしゅくを買っている。
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■「校長先生」がトレンド入り
会場に集結したアスリートたちに向けてスピーチする中、橋本会長は感極まり、涙声になる場面も。SNS上には「感動した」というコメントが見受けられたが、約6分間も話をする様子に「長い」と、うんざりするユーザーが相次いだ。
あいさつが長かったのはバッハ会長も同じで、こちらは約13分のロングスピーチ。話が長い印象がある校長先生を浮かべる人も多かったようで、ツイッターでは「校長先生」がトレンド入りした。
「全校の校長先生、絶対夏休み明けの始業式から『バッハ』ってあだ名になるでしょ」「みんなの心が『ようやくバッハの話、終わった』でひとつに」「バッハ話長いな。校長先生みたい」など皮肉ツイートが散見される。
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■「飽きてるよ」「頭に入って来ない」
バッハ会長にあきれる声は芸能界からも。立川志らくはツイッターで「ここで森前会長が出てきて『バッハは話が長い』という演出だったら素晴らしい」と揶揄。
東国原英夫は「バッハさん、挨拶長いよ。もう分かったから。もう参加者・関係者・国民・せかいの人々、飽きてるよ。夜遅いから、巻こうよ」、ラサール石井は「バッハの挨拶、全体の中で一番長い。いや、これ何分あるんだよ。うわ、また喋り出した。選手の集中力切れて来た。隣の橋本さんも揺れて来た。いつの間にか23時過ぎてるよ。あーもう頭に入って来ない。ながっ!おそっ!」と辛らつなツイートをしている。
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(文/しらべぇ編集部・荒井どんぐり)