レインコートをからかわれた我が子 その後の行動に「将来有望すぎる」と称賛続出
見知らぬ子供から、からかいの言葉を受けてしまった我が子。その後のバイタリティあふれる行動に、称賛の声が相次いでいる。
■気になる「絵本」の進行状況は…
取材を快諾してくれた七海さんは、「(ツイートの)文字数の関係で省略しましたが、正確にいうと保育園への登園途中、小学生の知らない子から通りすがりに『女の子なのに〜』のくだりを言われたそうです。 それで『女の子の炭治郎はアリ!』とぷんぷんした様子で帰宅し、家でも炭治郎の真似をするようになりました」と、当時の様子を振り返る。
娘が絵本を描き始めた件については、「もともと私が文筆業だったことと、夫の趣味が絵画鑑賞ということもあり、 日頃から積極的に文化芸術活動に触れるようにしていたので嬉しかったですね」と笑顔で語ってくれた。
なお「男女逆転もの」のif設定を選択した経緯に関しては、「もともと与えていた『鬼滅』の画集に男女逆転したような絵があるので、そちらが影響した可能性が高いです」「また近頃アニメで『らんま1/2』を一緒に観るようになったので、そちらも関係しているかもしれません」とも考察。
七海さん自身も『鬼滅』が大好きなので、絵本が完成したら「絶対買いたい」とのことだが、娘は現在別アニメの模写に夢中になっているため「完成はまだまだ先のようです」と、これまた微笑ましい舞台裏を明かしてくれた。
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■好きなものを「好き」でい続ける素晴らしさ
七海さんの娘はもともと『鬼滅』キャラでは栗花落(つゆり)カナヲが好きだったのだが、アニメで「ヒノカミ神楽」を目にしてから炭治郎に「推し変」したとのこと。もちろん炭治郎の優しい性格も大好きだそうだ。
「母の私から見る限り、彼女にとって生まれて初めて魅せられたキャラクターだと思います。 こんなに素敵な作品のキャラクターに夢中になれて良かったと思います」と、作品に触れる娘の様子に温かい眼差しを向ける七海さん。
レインコートの一件についても、「きっと言った子は、純粋な自分の価値観を口にしただけだと思ってます。このぐらいの年頃だとよくある事ですしね」「でも娘がその言葉で傷ついて、好きなものを諦める事態にならなかったのは良かったです」と語っており、七海さんが考察したように、声をかけた子供も「悪意」などがあって口に出したワケではないだろう。
「周囲にどう言われようが、自分が好きなものは好き」という大切なことを、幼いながらも貫き通した七海さんの娘。その立派な姿に、大きな拍手を送りたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)