道端に現れた看板、あまりに世紀末すぎる 「草生えた」を地で行くスタイルが話題
街中で見かける機会も多い「標語」が書かれた看板。しかし周囲の環境を受け、内容が真逆となってしまうことに。
街中を歩いていると「交通標語」などが書かれた看板をよく見かけるもの。いずれも地域や生活と密着した内容のものが多く、「一度見ただけなのに妙に記憶に残る」といったフレーズも決して少なくない。
ツイッター上では現在、別の意味で「記憶に残る」看板が話題となっているのをご存知だろうか。
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■コレは忘れられないわ…
注目を集めているのは、水族館職員のAQUAさんが15日に投稿した一件のツイート。
投稿本文には「早めに草刈った方がいいと思う」とだけつづられており、一見しただけでは状況がよく分からないが…添えられた写真を見ると、そこには「みんなの力で暴力」と書かれた、凄まじく世紀末な看板が写っていたのだ。
早めに草刈った方がいいと思う pic.twitter.com/BbBvBrlfd9
— AQUAさん (@tenfh1010) July 15, 2021
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■「修羅の国だろ…」と驚きの声
間違いなくこの下には「(暴力)を止めよう!」的なフレーズが続くと思われる。しかし看板付近に生えた草が成長し、見事に下の部分を覆い隠してしまったのだろう。
こちらの衝撃的な光景は投稿からわずか数日で5万件を超えるRTを叩き出し、他のユーザーからは「草生えるってこういうことか」「数の暴力はズルすぎる(笑)」「元々は何て書かれていたんだ…」「これもう修羅の国だろ」といった驚きの声が続出していた。
なお看板には後日談も存在し、話題のツイートが投稿された翌日には「無事草は刈られました」という報告と共に、同地で撮影されたと思しき看板の写真が投稿されたのだ。こちらは付近の草がなくなっており、「みんなの力で暴力追放」「添田・大任地区防犯協会」と書かれた看板本来の姿が確認できる。
そこで今回は、話題の看板を発見したツイート投稿主・AQUAさん及び、こちらの看板を管理している添田・大任地区防犯協会と、福岡県・添田町役場に取材を敢行すると、なんとも微笑ましい舞台裏が明らかになったのだ。