道端に現れた看板、あまりに世紀末すぎる 「草生えた」を地で行くスタイルが話題

街中で見かける機会も多い「標語」が書かれた看板。しかし周囲の環境を受け、内容が真逆となってしまうことに。

2021/07/27 11:45


 

■役場の職員も思わずニッコリ

水族館職員のAQUAさんはフィールド調査の帰り道で件の「暴力」看板を発見したそうで、「こちらは田川郡で発見したと思います」と発見時の様子を振り返ってくれた。

田川郡

続いて看板の「真の姿」に書かれていた添田・大任地区(いずれも田川郡)防犯協会に話を聞くと、現行の管理は添田町が担当していると判明。そこで同町の担当者に、AQUAさんのツイートを引き合いに出して事情を聞いてみることに。

すると担当者も思わず破顔して「じつは朝の時点である職員がこちらのツイートを発見し、役場内でも話題になっていたんです」「気付いたら『いいね』の数が10万件を超えるなど、かなり大きな話題となっているのを拝見しまして…その日のうちに慌てて草を刈りに行った次第です」と、看板が生まれ変わるまでの経緯を語ってくれた。


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■自然の逞ましさに、思わず納得?

田川郡

草木の成長が著しく、看板本来の意味が大きく変わってしまった今回のケースだが、AQUAさんが付近のフィールド調査で撮影したという他の写真を見ると、それも納得。

田川郡

そこには自然の中を懸命に生きる、動植物たちの逞ましい姿が多数確認できたのだ。道を歩いていて思わずギョッとしてしまう看板に遭遇した際は、少し視点を変えてみると、看板の「真の姿」が見えてくるかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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