候補者乱立の横浜市長選挙 林文子市長と田中康夫元長野県知事の一騎打ちか

出馬表明候補者が史上最多に。横浜市長選挙の情勢に詳しい記者に話を聞いた。

政治

2021/07/27 19:15

横浜市長選は8月8日に告示され、8月22日が投開票日となる。8月8日は奇しくも東京五輪の閉会式であり、8月22日は東京パラリンピック開始の2日前だ。

しかも、何の因果か、8月22日といえば、前回市長選挙でカジノ・IR誘致について「白紙」を掲げて当選した現職の林文子市長が前言を翻し、「IR誘致を進める」と2年前に会見した日である。

当然、争点の一つは「カジノ・IR誘致」である。何が史上初かといえば、現在のところ、出馬表明をしている予定候補が10人もいて、史上最多となりそうなのだ。


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■史上最多10人の候補の略歴

出馬表明順に候補者をまずはざっと紹介する。1979年から横浜市議を務めた太田正孝氏(75)は、新自由クラブ、自由党、民主党、民進党、旧・立憲民主党、現・立憲民主党と政党を渡り歩いてきた。

動物愛護家の藤村晃子氏(47)は、黒川敦彦氏が率いる政治団体・つばさの党が支援する模様。「アニマルポリス窓口の実現と動物愛護法改正や動物虐待者の告発など尽力した」ことをウリにしている。


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■元衆院議員も

衆議院議員を3期務めた福田峰之氏(57)は、緑区・青葉区・都筑区といったベッドタウンの地域にあたる神奈川県第8区から2005年に自民党・公認で出馬。小選挙区で敗れるも比例復活で当選した。

ちなみに、同選挙区は現職で立憲民主党の江田憲司代表代行の選挙区で、同氏があまりにも強いため福田氏は常に比例復活。2017年の総選挙では自民党を離党し希望の党に合流。

選挙区も鞍替えして東京5区から出るも比例復活すらできない大惨敗だった。出馬会見後にカジノ・IR誘致に賛成と表明した。

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■大臣を辞して出馬

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