水谷隼選手のスタッフが投稿した「お願い」 その内容に考えさせられる

卓球の水谷隼選手のスタッフが29日、一部マスコミの行き過ぎた取材を控えるよう呼びかけた。

2021/07/29 18:50

水谷隼

東京五輪の卓球・混合ダブルス競技で、伊藤美誠選手とのペアで金メダルを獲得した水谷隼選手が29日、自身のツイッターを更新。一部マスコミによる行き過ぎた取材行為について注意を呼びかけた投稿をリツイートした。



 

■行き過ぎた取材が「負担」に

水谷選手のスタッフは「現在、一部マスコミによる自宅周辺や実家、親戚などへの行き過ぎた取材行為により、家族や近隣の方々の生活やプライバシーが害され、負担となっています」と一部の迷惑になっている取材行為に言及。

本人や家族、親族及び関係者に対する突然の訪問や取材は控えるよう呼びかけ、「今後、このような行為が見受けられた場合には、しかるべき措置を検討せざるを得ない状況になってしまいます。みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます」とツイートした。

水谷選手もこの投稿をリツイートして「お願いします!!」と呼びかけている。


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■ファンからは心配の声

水谷選手やスタッフの投稿には、「こういうのしんどいですよね…わざわざ公表せずとも自重するべきものなのに!」「本当に大変ですね」「迷惑行為なんて、本当に許せません」と水谷選手を心配する声が相次いでいる。

また、こうした著名人への突撃取材については、ネット上でたびたび問題視されている。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,653名を対象に実施した調査では、全体の68.3%が「芸能人への突撃取材に『やりすぎ』だと感じる」と回答。

突撃取材

この調査は芸能人への突撃取材についての内容だが、“有名税”だとプライバシーを軽視されることが多い芸能人への取材についても約7割が否定的であることを考えると、アスリートの場合であればその割合はさらに多いはずだ。


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■競技に集中できる環境を…

「次の団体戦が楽しみ」と期待も高まっている今、一連の投稿には「団体戦に集中できますように」といったコメントも。行き過ぎた取材がなくなり、水谷選手や周囲の人々に負担がかからないことを願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10~60代の男女1,653名(有効回答数)

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