完成間近のパズル、後半の鬼畜仕様が話題に 制作者は「絶対ドS」と思いきや…
途中までサクサク作れるジグソーパズル。しかしある程度進むと、難易度が桁違いに上がる仕様が話題に…。
コツコツした作業が得意な人に向いているのがジグソーパズル。ある程度のピースがはまってくるまでは完全に苦行だが、山場さえ越せば後はピースの位置特定が容易なボーナスタイムが待っている。
しかし現在ツイッター上では、そうしたジグソーパズルの「常識」を真っ向から否定する商品が話題となっているのだ。
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■パズルの常識が…通用しない?
注目を集めているのは、ツイッターユーザーのコメリアさんが28日に投稿した一件のツイート。投稿には現在制作中と思しき「縦長」のジグソーパズルが写った写真が添えられており、半分近く完成した状態となっている。
残ったピースはパズル開始時より大幅に減り、ピースをはめる場所もだいぶ限られてくるため、非常に楽しいひとときのはずだが…ツイート本文には「残り全部白です」「どうしたらいいの助けて」と悲痛な叫びがつづられていたではないか。
しかし残ったピースを見て、それも納得。ツイート本文にあったように、残りのピースは形状こそ異なるものの、全てが同様に「真っ白」のピースだったのだ。
残り全部白です
どうしたらいいの助けてw😭😭 pic.twitter.com/Cc5L9TxDxM
— 🌸✨𝐂𝐨𝐦𝟐𝐥𝐢𝐐-_-𝒛𝒁✨🌸 (@comeliqFN) July 28, 2021
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■「これは鬼畜仕様…」と驚きの声
コメリアさんが挑んでいたのは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のポスターアートを高精細印刷により忠実に再現した、その名も「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」ジグソーパズル。
こちらは「縦長」全景の中央下から左下にかけての部分に主要キャラクター達が揃ったデザインをしているのだが、問題はロケーションが「白い砂浜」という点である。キャラがいる部位やタイトルが記されている部分はテンポ良くピースがはまっていく一方で、砂浜部分は「ピースの形状」で位置を特定するしか手段がない。
コメリアさんの悲痛すぎるツイートは投稿からわずか2日で2.4万件以上ものRTを叩き出しており、他のユーザーからは「相当な時間かかりますな…」「エグすぎるパズルで笑った」「これは鬼畜仕様すぎる」といった反響の声が続出。
さすがに1人じゃキツイので親に手伝ってもらってます!下半分埋まったぞおおおお!!!!! pic.twitter.com/Xnb2Fb2bOR
— 🌸✨𝐂𝐨𝐦𝟐𝐥𝐢𝐐-_-𝒛𝒁✨🌸 (@comeliqFN) July 29, 2021
また人気漫画『宇宙兄弟』作中にて、全てのピースが真っ白なジグソーパズルを完成させる、という試験が登場したこともあり、「宇宙兄弟で見たことあるわ」「これもう宇宙飛行士のテストだろ…」などの声も少なくなかった。
そこで今回は、こちらの鬼畜パズルを展開する企業「やのまん」担当者に取材を敢行。すると、パズルの難易度とは真逆と言ってもいい、素晴らしい「ユーザーファースト精神」が明らかになったのだ。