オリンピック選手村の最寄りスーパーで見かけた「普段と違う光景」
酒類の持ち込みが許可されているオリンピックの選手村。最寄りスーパーに行くとウイスキーなどの酒類棚がすっからかんで…。
東京・晴海にある東京オリンピックの選手村。普段一般人がなかなか立ち寄らない湾岸エリアとあり、周辺には商店や飲食店がほぼないが、少し歩くとスーパーが存在する。
そこに多くの外国人関係者が出入りしているという情報を聞き、記者は現地を確認しに行った。
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■人の出入りを厳重に警備
選手村は繁華街・銀座から車で10分程度という海に囲まれた晴海エリアにあり、約44ヘクタールの敷地内に、居住棟のほか、ダイニング、フィットネスセンター、雑貨店やヘアサロン、フォトスタジオなどが並んでいる。
ここでオリンピック期間中は約18,000人、パラリンピック中は約8,000人の選手、関係者が過ごす。エリアは民間の警備会社のほか、自衛隊、警察によって厳重な警備体制が敷かれており、一般人の立ち入りは許されていない状況だ。
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■選手らしき姿は見られず
現在、選手、関係者たちは一般人との接触を避けるため行動範囲を厳しく制限した「バブル方式」によって感染対策に努めている。練習会場、競技会場、選手村は指定されたバスでの移動のみで、観光のため外出することは禁じられている。
しかし、関係者に限っては買い出しなどによる短時間の外出は条件付きで認められていることから、選手村から徒歩5分程度にある最寄りのスーパーマーケット「マルエツ」では、たしかに選手村の入館IDカードを下げた欧米人グループの姿があった。