「3秒で接着するアロンアルフア」CM制作現場を取材 関取も驚く粘着力に衝撃
関取も驚くアロンアルフアの粘着力とは? しらべぇ取材班が制作現場に直撃。
「アロンアルフアを使ってオモチャや靴を接着するTVCMを撮影したが、接着時間がわずか3秒。CM時間が余って困った。今回は第2作で、わずか3秒で椅子の脚を付ける内容。また時間が余ると思う」との話しを聞いて「それは本当か?」とのことで制作現場を直撃して検証した。
画像をもっと見る
■CMのストーリーは
今回のCMのストーリーは、相撲の関取が椅子の台座(座枠の幕板)に脚をアロンアルフアで接着して椅子を作る。わずか3秒で接着でき椅子が完成するため、15秒CMの残り時間12秒を「椅子取りゲーム」をして楽しむ内容。
関取を演じるのは、鳥羽の山(180キロ・小林さん)、豊後錦(125キロ・佐藤さん)、琴鳳(117キロ・青木さん)ら相撲関係の作品に多く出演している三関取。
椅子の台座に脚を取りつけるシーンから撮影が始まった。関取が脚にアロンアルフアを付けて台座に接着すると「ピタッ」と張り付き椅子が作られる。
関取が外そうとするも外れない。ここまでで3秒弱。コンテ(絵で書いた画面のコマ)通り時間が余り、椅子取りゲームをして接着して完成したばかりの椅子に座ってCMが完成した。
関連記事:セリアで学校机と椅子が買える!? そのクオリティに驚愕
■わずか3秒で椅子が接着
「わずか3秒で椅子が接着し相撲の関取が座っても壊れない」というコンセプトを見事に表現するCMの撮影が予定より大幅に早く終了した。
残りの時間を頂いて、関取にも協力を得てもう一回再現してもらった。まず椅子の接着。「タネも仕掛けもない」ことを確認してアロンアルフアを着けて接着すると、関取が本気ではがそうとしてもはがれない。CM通り3秒以内だった。
続いて椅子取りゲーム。力士が数回椅子を取り合って座るもびくともしない。そこでモデルさんに参加してもらって椅子取りゲームを行い思いきりいすに座ってもらうも椅子は見事にびくともしなかった。
関連記事:80代女性の悲痛な声にSNSが呼応 渋谷バス停に「思いやりの結晶」が設置される
■伝説は本当だった
「私たちも力を加減せずにはがそうと試みたが無理だった」「3秒接着伝説は本当だった」「これは驚異の事実だ」と関取たち。参加したモデルの女性も「三関取が激しく椅子を取り合った後に座ってみたが椅子はしっかりと接着していた 日本の接着剤すごすぎ…」と証言した。
13時に都内のスタジオに集合して撮影が始まり、予定では19時30分撮影終了予定だったが、接着時間が3秒で短時間であり、接着後の椅子も壊れることがなかったため、夕方には撮影が完了。スタッフは、本編集の前のオフライン編集(事前編集)作業まで終わらせてしまった。
アロンアルフアの担当者の「3秒で見事に接着しましたでしょう」の言葉に、スタジオ中が「合点」していた。
・合わせて読みたい→抜け毛を拾い集めてエクステ作り 話題のTikTok動画に「私も」と絶賛コメント
(取材・文/富小路常明)