北海道の海が「もはや沖縄」とネットで話題 抜群の透明度に思わずうっとり
北海道・積丹半島の海が綺麗すぎるとネットで話題。撮影者に詳しい話を聞いてみると…。
■なぜ積丹半島を撮影?
青く澄んだ積丹半島の海、撮影に至った経緯を茂野さんに聞いてみると、「水中写真家として、溶岩などが冷却してできる柱状節理(ちょうじょうせつり)の撮影に来ていました。今回の写真は、休憩時間に撮ったモノです」と、地学にうとい記者に対して大変丁寧に説明してくれた。
過去に撮影した写真を見せてもらったが、どれほどの月日を経てこの形になったのか、自然の雄大さに圧倒されてしまう。
積丹半島に足を運んだ経緯については、「今年の2月に知床半島の流氷の下で撮影をし、普段潜る南国の海とは違う生態系、水中景観に感動して以来、北海道でのダイビングにハマっています」とのこと。
沖縄の海は、岩にサンゴなどの生き物が付着してカラフルな色になるようだが、積丹の海には昆布やワカメといった海藻類が生えているだけ。海藻類が付着していない部分は、白い石灰石がそのまま見えるという。気になる海の透明度は10~15m前後で、さらに気温が上がるともう少し透明度が上がるとのことで、これ以上綺麗に見えるとか。
関連記事:現役女子高生・夢月ゆのん 寒い海での撮影に本音をポロリ「水が冷たくて…」
■一番綺麗な海を聞いてみると
各地の海を知っている茂野さんに、今までで一番綺麗だった海を聞いてみると、「沖縄県の慶良間諸島の海ですね。 穏やかな内湾の砂地にポツンとあるサンゴから飛び出る熱帯魚たち。 世界中あちこちの海を潜ってきましたが、こんなに美しい光景は他では見たことありません」と熱く語ってくれた。
北海道と沖縄、どちらも魅力的な海であることは間違いない。ちなみに茂野さんはYouTubeで各地の海の映像を投稿している。これからもわれわれに美しい海を教えてほしいところだ。
・合わせて読みたい→TKO・木本、極寒の漁ロケでのADの行動を思い出し怒り タオルを忘れて…
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)