五輪選手村すぐ横のタワマンに「旭日旗」 旗の先には韓国選手団の居住棟

オリンピック選手村すぐ近くに立つタワマン。よく見ると窓には旗が張られており…。

2021/08/02 05:15


東京五輪選手村

東京・晴海の東京オリンピック選手村。7月14日、韓国選手団がバルコニーに反日的横断幕を掲げ物議を醸したことは記憶にも新しいが、その後、現地に行くと選手村と関係がないタワマンに、複数の「旗」が貼り出されていることに気がついた。



■抗日メッセージ

東京五輪選手村・韓国選手団

7月14日、韓国選手団がバルコニーに掲出したのは「抗日の英雄」とされる李舜臣(イ・スンシン)の言葉にちなんだ「臣にはまだ5000万の国民の応援と支持が残っている」というメッセージ(現在は取り外し済。写真は現在の選手村)。

国内から次々抗議の声が上がり、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長も「対立的メッセージはあってはならない」と否定的な意思を示した上で、「IOCからのリクエストで撤去した」と説明していた。


関連記事:オリンピックで快挙の水谷隼、『スッキりす占い』の結果を見事に実現させる

■タワマンにも国旗が

選手村

そんな経緯を思い浮かべつつ、新たな横断幕や懸垂幕が設置されていないか記者は現地を視察。選手村には取り立てて変化はなかったが、気になったのはこの韓国選手・関係者が住む居住棟の向かいに立つ巨大なタワマンだ。

選手村

ずらっと各階の窓とバルコニーが並ぶ中、一部の部屋には大きな中国国旗が飾ってあり、中には日本と中国の国旗を並べた姿も。きっと居住者が両国選手を応援する思惑で貼り出したのだろう、と勝手に推察した。

次ページ
■ひっそりと「旭日旗」
韓国東京オリンピック選手村
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング