藤井アナ、療養中の人々を思い… 感染が「発覚した」という言葉を指摘
不安や心細い中で自宅療養をする人が増えているいま、藤井貴彦アナウンサーが人々に訴えかけたことは…。
全国各地で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。3日放送の『news every.』(日本テレビ系)では、同局の藤井貴彦アナウンサーが、今後自宅療養をする人が増えることを踏まえて、メッセージを発信した。
■感染が「発覚した」という言葉を指摘
番組では、自宅療養をする人が受けられる支援について、東京都のケースを紹介。
その中で、藤井アナは「よく、新型コロナウイルスへの感染が“発覚した”なんて言葉の使い方があると思いますけれども、『発覚』というのは、悪いことを隠そうと思って明るみに出てしまった場合であったり、悪いことがバレてしまったときに使う言葉なんですよね」と切り出す。
「ですから、『新型コロナウイルス感染』と『発覚』という言葉は決して合わないんです」と、指摘する。
関連記事:かまいたち濱家、コロナ療養中のつらさや不安を吐露 「ヤバいヤバい…」
■対策していた中で感染した人も
感染爆発とも言われている状況下で、「一生懸命対策を取りながらも感染してしまった方がいらっしゃると思います。自宅で、いま療養されている方もいらっしゃると思います」と藤井アナ。
続けて、「そういった方には、多分濃厚接触者がいて、その濃厚接触者の皆さんの生活に影響を与えてしまったと思って、すごく残念な悲しい気持ちになっている自宅療養の方がいらっしゃると思う」と、自宅療養中の人々の心情を慮る。
関連記事:NON STYLE、ホテル療養の井上と自宅待機の石田が現状を説明 激励の声も
■周りが気にかけるべきこと
自宅療養は不安や心細さもあるが、藤井アナは「もし自宅療養の方が元気で、例えばLINEのやり取りができるということであれば、周りの方が『いま大丈夫?』って声をかけてあげたりするっていうことも、大切になってくるのではないかと思います」とも呼びかけた。
どこか感染した人を責めるような風潮があることを指摘し、自宅療養をする人々に寄り添った藤井アナの言葉には、視聴者から「藤井アナのコメントってほんと人の気持ちに寄り添ってくれてると感じる」「自宅療養者に対しての言葉に泣きそうになった」といったコメントがつぶやかれている。
・合わせて読みたい→ノンスタ井上、コロナウイルス感染を振り返る 「本当に怖いものなんだ」
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)