東国原英夫、女子マラソン開始時刻の前日変更に苦言 「もう無茶苦茶」
東京オリンピック組織委員会が7日開催が予定される女子マラソンの開始時刻を1時間前倒し。直前の発表に、東国原英夫が苦言。
■反応は賛否両論
東国原のツイートに、「選手は7時に合わせて食事や睡眠の時間などを合わせていたと思う。いきなりの変更はどうなのか」「酷すぎる」「組織委員会は選手のことを全く考えていない」などと苦言に同調する声が上がる。
一方で「臨機応変に対応しているということでは?」「天候や気温を考慮しての措置なので、仕方がないと思う」「札幌もかなり暑い。妥当な判断なのではないか」という反論も寄せられた。
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■気温を考慮して札幌開催に
東京オリンピックのマラソンと競歩競技は当初東京都での開催が予定されていた。ところが2019年にカタール・ドーハで行われた世界陸上で酷暑を理由に棄権する選手が相次いだことから、IOC主導で夏も涼しいとされる札幌市での開催に変更した経緯がある。
当時小池都知事が変更に反対したこともあり、札幌開催には賛否両論あった。しらべぇ編集部が2019年12月に全国の10~60歳の男女1,798名に実施した調査では、札幌開催に賛成する人は32.3%と低い割合となっていた。
さまざまな意見が上がっているが、女子マラソンの午前6時スタートは決定事項で、変わることはない。参加する選手たちは適応し、力を出し切ってくれることだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)