大竹しのぶ、五輪閉会式に立った理由を明かす 「明日に繋がる力になれば」
大竹しのぶが東京オリンピックへの複雑な思いと閉会式出演の理由を明かした。
9日、女優の大竹しのぶがインスタグラムを更新。東京オリンピックに対して複雑な思いを持っていたことを明かした。
■疑問がなかったわけではない
大竹は「昨日は貴重な経験をさせていただきました」としつつ、「いろいろな問題を抱えてのオリンピックの開催。その閉会式に自分が参加するなんて思ってもいませんでした」と率直な感想をつづる。
日本国内、東京での新型コロナウイルスの感染が広がり、多くの国民からの反対意見を押し切って開催されたオリンピックだけに批判の声も多かった。
さらに「私自身、今この時の開催に全く疑問がなかったわけではありません」と付け加える。大竹自身も反対とは言わずとも、開催に賛同できる心境ではなかったのかもしれない。
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■それでも出演した理由は…
そういった意見だった大竹だが、「制作側のお話を聞いた上で考え、選手の皆さんの5年間を想い、明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」と閉会式に出演した理由を明かす。
「たくさんの人たちが関わって、それぞれに苦労や辛さがあって、その上で成り立っている事もわかりました。ボランティアの人たちにも感謝の一夜でした」と振り返っている。
新型コロナが感染拡大される中行われた東京オリンピック。無観客で試合が実施されたりなど制限も多かった。そんなことも踏まえ、「次の時はみんなで抱き合いながら喜び、叫びながら応援ができますように」と次回オリンピックへの希望をつづった。
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■温かいコメントが集まる
自身の複雑な思いを明かした大竹に「難しい選択をしたこと、覚悟を持って出られたことがわかりました。素晴らしかったですよ」「悩まれながらもご参加してくださってありがとうございます」「お疲れさまでした。いろいろ感じてらっしゃる思いも伝わって参りました」と温かいコメントが続出している。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)