みちょぱ、コロナ自宅療養の実態に言葉失う 「こういう映像をネットでも…」
11日には、東京都で基礎疾患のない30代男性の死亡例も報告された。いま起きている深刻な問題に、みちょぱも改めて危機感を募らせた。
■デルタ株流行下で警戒すべき場所
番組に出演した日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は、いま個人にできる対策として「個人個人が感染症対策をしっかりとすることが根幹にあります」と解説。流行中のデルタ株は感染力が非常に強いことが分かってきており、水野医師は「これまでの常識を覆す」ほどであると指摘する。
水野医師が見聞きした実例では、「身内だけで食事に行き、そこで感染した方がおられます。恐らく、周りの方が大きな声で話されていたのかもしれません」というケースもあったという。
「マスクを外したときに、周りで会話をしている方がいた場合には感染するリスクが出てきている。そういったところに行かないというのも大事です」と訴えた。
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■SNSで「体験談」を発信して
池田も指摘したように、「若者は重症化しない」というのが若い世代に広まっている現状についても、水野医師は「私は、実際にかかった方に、自分の経験をSNSなどで流してほしいというのは、常にお話ししている」と明かす。
続けて、「なった方じゃないと、これは分からないので。そういったことからSNSで発信していって、皆さんで共有するような働きかけをするようなことはしています」と話した。
今一度危機感を高めるためには、こうしたSNSでの発信も有効なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)