チコちゃんが「ぶどうの周りにつく白い粉」の正体に迫る 新鮮で完熟した証だった
『チコちゃんに叱られる』でぶどうに纏わり付く粉について解説。農薬などでなく自然に発生するようだ。
■ブルームは新鮮な証
番組では、ブルームありのぶどうとブルームなしのぶどうを経過観察。1週間経つ頃には、ブルームなしの方がシワシワンに劣化してしまっていた。新鮮で完熟したぶどうほど、ブルームが多い。
ブルームがついているかどうかで市場価値も変動されるため、ぶどう農家ではブルームをできるだけ落とさないように注意しながら収穫・出荷を行うのだという。ちなみに自然にできたブルームは口に入れても無害である。
関連記事:「見て食べて読んで」楽しめる和菓子が話題 子供たちにも大人気という秘訣を聞いた
■ぶどう以外にもブルームがつく食べ物は…
ほかにもブロッコリーなどがブルームのわかりやすい植物。
また、きゅうりもブルームがわかりやすい植物なのだが、かつて白い粉がついたままのきゅうりを「農薬が残っている」と勘違いする消費者が多かったことから、今ではブルームが付きづらいブルームレスきゅうりが市場に出回ることとなった。
新鮮さを見分けるひとつともなるブルーム。早速果物屋やスーパーなどで実践したい知識だ。
・合わせて読みたい→炭酸飲料がシュワシュワ感じる理由をチコちゃんが解説 二酸化炭素が原因ではない?
(文/しらべぇ編集部・Aomi)