尾木ママ、北海道の全国大会での集団感染を受け「手順を踏んだ感染防止」を訴え

教育評論家の尾木直樹氏がアイスホッケー全国大会での集団感染に、県をまたいでの大会は延期かPCR検査が必要と訴える。

2021/08/14 17:40


尾木ママ・尾木直樹
(写真提供:JP News)

教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が14日に自身のブログを更新。 北海道で行われたアイスホッケー大会で新型コロナ感染者が大量に発生したことについて「手順を踏んで感染防止に取り組むべき」だと述べた。



■北海道のアイスホッケー全国大会で集団感染が発生

「北海道のアイスホッケー全国大会では90人ものクラスターが発生、緊急事態宣言発令中の東京などから生徒が北海道に入ったからのようです」尾木氏は集団感染の発生を知りブログで警鐘を鳴らした。

尾木氏が伝えたのは北海道苫小牧市で8月3日から8日までの期間で開催された全国高校選抜アイスホッケー大会に参加した選手やスタッフなどから多くの新型コロナの感染者が出たとの報道についてだ。大会公式によると8月12日時点において北海道内で37人、道外で30人の感染を確認しているようだ。


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■選手や関係者へのPCR検査は行われず

「ポイントはPCRを検査をしてなかったこと」と尾木氏が指摘する通りに緊急事態宣言が発令されている東京や大阪などからも選手が参加しているにも関わらずPCR検査の実施は徹底されていなかった。

感染防止の対策は行われたものの健康チェックシートの記入やソーシャルディスタンスに配慮した上で、試合中に大声で指示を出さない、宿泊時にミーティングをする際も消毒や換気を行うなど基本の対策に留められていたようだ。


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■尾木氏は「感染防止には全力で取り組む必要が」と訴え

デルタ株が爆発的な広がりを見せ、新種のラムダ株も新たに発見されている。これまでとは対策のあり方を変えていかなければ集団感染を防ぐのは難しそうだ。

「やはり手順を踏んで感染防止には全力で取り組む必要があります」「県をまたぐ部活の大会は原則として延期かPCR検査は必須ではないでしょうか?」と尾木氏が言うように根本的なところから対策をしていく必要があるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ

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