巨人が日ハム・中田翔選手をトレードで獲得 「展開が早い…」の声も
暴行問題で現在出場停止処分を受けている中田翔選手が、巨人に移籍すると発表された。
20日、北海道日本ハムファイターズ所属の中田翔選手が、読売ジャイアンツにトレード移籍することが発表された。
■中田選手が巨人に移籍
同日、ジャイアンツは中田選手をトレードで獲得したと発表。今季のトレード期限が8月末に迫る中でのトレード発表に、ネット上では驚きの声があがった。ちなみに、ジャイアンツからのトレードの交換要員はなしとのことで、無償トレードとなる。
また、中田選手は暴行問題を起こし、ファイターズから1、2軍全試合出場停止処分を受けていたが、このトレードにより20日を持って処分解除となった。
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■4日に同僚に暴行行為
中田選手は、4日に函館千代台公園野球場(オーシャンスタジアム)で行なわれたエキシビションマッチ・DeNA戦の開始前に、同僚に対して暴力行為を行なったことが判明。
球団は、当該行為を受けた被行為者より本件を大事にしたくない旨の申告があったこと、中田選手が深く反省していることの諸事情を踏まえて、当面の間、1軍・ファーム全ての試合の出場停止処分を通達していた。
なお16日には、ファイターズの栗山英樹監督は、中田選手について「何となく感じているのは、正直、このチームでは難しいかなと、ちょっと思っていて」とコメントしていた。
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■背番号は「10」に決定
また中田選手のジャイアンツ移籍後の背番号が「10」になると発表。2019年に引退した阿部慎之助選手が付けていた番号であることも話題を呼んでいる。
今回の発表を受け、ツイッター上では「暴行相手のこと考えたらチーム内には置いておけないよね」「より一層変なことできないだろ」「展開が早いですな…」といったファンからの声が寄せられていた。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)