菅義偉総理、熱込めたスピーチ披露も小池知事は「ヘリコプター」に興味?
20日夜、東京の迎賓館で行われたパラリンピックの集火式。菅義偉総理のスピーチ中、壇上にいた小池百合子東京知事の様子を見ると…。
集火式20日、東京・港区の迎賓館赤坂離宮で東京2020パラリンピック聖火リレーの集火式が行われ、菅義偉総理、小池百合子東京都知事らが登壇した。
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■約4分間のスピーチ
イベントには小池知事のほか、パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長、IPCパーソンズ会長らも登壇。
イベント途中、約4分間のスピーチを行った菅総理は、「この希望の光の元で世界のパラアスリートが全力を尽くす。その姿を通じて皆様と感動をわかちあえることを心から楽しみにしております」と、パラリンピック開幕に向けた心境を語った。
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■退屈モード?
言い間違いや、読み飛ばし、「てにをは」間違いなど、これまで行った会見ではあまり良い評判が聞こえなかった菅総理だが、この日は原稿をしっかり読みあげた上で、適宜会場に目を向けるなど普段より安定したスピーチを展開。
しかし、いまだ棒読み感がぬぐえないせいか、壇上に座っていた小池都知事は時折会場やステージ上を見回したり、上空に飛んできたヘリコプターを興味深げに眺めたりと少々退屈のようにも…。
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■さすが元ニュースキャスター
その直後にスピーチを行った小池都知事は、普段の定例会見とは完全に話し方が違う、言葉の抑揚や強弱をつけた巧みなスピーチを展開。
「私達の未来を明るく照らす聖火をこの後、都内の聖火リレーで開会式までしっかりと繋いでまいります。パラ成功に向けてこれまでオールジャパンで準備を進めてまいりました」と熱意を込めて語り、会場からは拍手が上がっていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)