「遅刻したらごめん」と先手を打ったら…　予想外すぎる切り返しにブームの予感

主要の連絡手段が「固定電話」だった時代と比較すると、携帯電話やスマートフォンが普及した現代の待ち合わせは如何にスムーズなことか。

以前ツイッターでは、知人との待ち合わせ時にLINE上で発生した「やり取り」に注目が集まっていたのをご存知だろうか。

■遅刻の予防線を張ったはずが…

話題となったのは、コントユニット「煩悩教会」の青木さんが17日に投稿した一件のツイート。

投稿にはLINEグループの会話内容がスクショされた写真が添えられており、「駅集合？」「でいいんじゃないかな」といった具合に、複数人のグループメンバーが待ち合わせに関するトークを展開していたのだ。

そんな中、ある一名が「鬼のように遅刻したらごめん」と予防線を張り出すと、別のメンバーが「鬼に遅刻のイメージないな」と斜め上のコメントで返しだす。

俺なしで面白くならないで欲しい pic.twitter.com/iQhI5QqcY5

— あ！お！き！ (@aokiaokiaoki555) August 17, 2021

これを受け、遅刻についてコメントしたメンバーは「確かに」「宮本武蔵のように遅刻したらごめん」と、前言を撤回するのだった。

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■「宮本武蔵」ブームの予感？

「鬼のように」とは「非常に」や「とても」といった意味を強めるために用いられるフレーズだが、今回は「直喩法として受け取る」という謎のムーブが発生してしまった模様。

イレギュラーなボケに対し、わずか1分で「宮本武蔵」による見事な切り返しを見せた件のLINEトークはツイッター上で大きな反響を呼んでおり、1.2万件以上ものRTを記録している。

寄せられた声を見ると「宮本武蔵みたいに遅刻、流行りそう」「今度から私も使おうかな…」「巌流島で待ち合わせしてるの笑える」といった意見が多く、やはり「宮本武蔵」成分に注目が集まったようだ。

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■待ち合わせの決め台詞なるか

ツイート投稿主の青木さんにスクショの詳細を尋ねたところ、こちらは「煩悩教会」メンバーと駅で集合する際、突如発生したトーク内容ということが判明。その後は無事、駅で待ち合わせできたそうだ。

知人との待ち合わせに遅刻しそうな際は、宮本武蔵を引き合いに前もって謝罪しておくと、案外スムーズにいくかもしれない。

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（取材・文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）