『報ステ』既感染者と非感染者のワクチン接種後抗体量を調査 SNSには反響続出
26日の『報道ステーション』が、コロナ感染済の富川悠太アナウンサー・番組スタッフと、非感染者によるワクチン接種後の抗体量を独自調査。SNSで反響が相次いだ。
26日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)が、新型コロナウイルス感染者と非感染者のワクチン接種による抗体量変化を独自調査。その興味深い内容に、SNSで反響が相次いだ。
■既感染者と非感染者の差異を調査
番組は独自に調査した結果として、ワクチン接種による抗体の増加量について報道。冒頭には、既感染者である富川悠太アナウンサーがワクチン接種を受けた今年6月の映像が流れた。
画面右上のテロップには、「『既感染』と『非感染者』効果に違いは…」「ワクチンによる〝免疫力〟どう変化?」との表示が。
ナレーションでも、「既に体内に抗体を持っている富川キャスターのような感染経験者がワクチンを打った場合は、どんな変化があるのでしょうか」とその概要が告げられる。
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■既感染者は1回目接種で抗体が激増
直後に表示されたのは、昨年4月に感染し、軽症だったチーフプロデューサー、中等症だった富川アナ、重症だった総合演出3名の抗体量グラフ。
これによると、チーフプロデューサーは605から248、富川アナは1199から183、総合演出は5869から634と、昨年6月と今年6月の1年間でいずれもその数値は激減している。
その後は1回目と2回目のワクチン接種後に採血した結果がグラフで示されたのだが、3名全員1回目接種後の時点で抗体が急増。この結果について、VTR内の東邦大学医学部・青木弘太郎助教授は、「1回目のワクチン接種で、感染したときの記憶免疫が発揮されていると考えられる」と分析した。