『報ステ』既感染者と非感染者のワクチン接種後抗体量を調査 SNSには反響続出

26日の『報道ステーション』が、コロナ感染済の富川悠太アナウンサー・番組スタッフと、非感染者によるワクチン接種後の抗体量を独自調査。SNSで反響が相次いだ。

2021/08/27 00:35


 

■2回目接種には維持効果も?

スタジオでは詳しい数値を記載したパネルが用意され、チーフプロデューサーは248から17万7528、富川アナは183から3万7326、総合演出は634から1万6892と、いずれも1回接種後の約1週間で抗体が激増していると判明。

一方、非感染者のグラフでは1回目接種から3~4週間ほどしないと抗体量が高くなっておらず、既感染者の1回目接種は非感染者の2回目接種に値することが明らかになった。

また、3名は2回目接種後もあまり数値が変わっていなかったのだが、これについては分科会メンバーでもある東邦大学医学部・舘田一博教授が、「2回目は天井に当たってしまっているというか」と1回で最大に近い抗体となっている可能性を指摘。

他方で、非感染者の2回目接種より時間経過に伴う抗体量低下が少なくもなっており、2回目接種が抗体を高いまま維持させる可能性も示唆している。


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■『報ステ』ならではの調査に反響が

他の番組ではあまり見かけない、既感染者と非感染者を比較したワクチン報道。この斬新な調査に、SNSには「報道ステーションはちゃんとデータとってたんだね」「めちゃめちゃ興味深いな。非感染者と感染者が全然違くて面白い」などと反響が相次いだ。

また、感染当事者だからこそできる調査に、「いい情報流してる。自社の感染者使ってワクチン接種時の抗体量調査」「感染者の経験をうまく作って番組作りしている」「既感染者の富川がいたからできんのね」といった声も。多くの視聴者にとって参考になったようだ。

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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太

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