中村倫也、荒んだ暗黒期を語る 「世の中全部敵」「世界の中心が自分だった」
さらに、暗黒期の自分は「スーパー嫌なやつ」だったという中村倫也。このことを明かすと、林修先生は何故か「魅力的」と絶賛した。
29日に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)で、俳優の中村倫也が「世界の中心が自分だった」という自身の暗黒期を語った。
■「芝居がデカい」で落とされ…
番組では、林修先生が中村の年表をたどりながらインタビューを行うことに。自身が19~25歳の時に売れない時代を経験した中村によると、10代の頃に入った事務所の養成所を出て、単発ドラマのオーディションを受けるも落ちてしまったことがあったそう。
なお、落ちてしまった理由は「芝居がデカかったから」だそうで、中村はその当時を思い出し「それが悔しくて…」と語る。
「芝居がデカい」という理由で落とされ、悔しい思いをした中村。その後、「次のオーディションは絶対受かってやる」と強く思った中村は「映像じゃなくても芝居小さくしてやる」と、若干荒んだ考え方をしたという。
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■イライラしていたデビュー作
そして、次に臨んだオーディションでは合格し、映画『七人の弔』でデビューをしたという中村。
当時は、1回目のオーディションを受けるも悔しい思いをした上に、この2回目のオーディションに「絶対受かってやる」と意気込んで行くも、同世代の俳優たちが前室で仲良く話しているのを見て「何だこいつら」と余計にイライラしたそう。
しかし、デビュー作で演じた役がイライラしている若者の役だったため、中村いわく「芝居がどうこうじゃなく、たぶんイライラしていただけで合格した」とのことだ。
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■林先生は暗黒期に好感
さらに中村は「生意気だったんですよ」と当時の自分を語る。普通の若者であれば自己PRの時間があり、その後芝居をするといったオーディションに「自己PRって役者に必要?」と思いながら行っていたことを明かすと、中村は当時を「ものすごい世界の中心が自分でしたね」と振り返った。
中村によると、仕事が激減したデビュー2年目が暗黒期の始まりで「スーパーな嫌なやつ」だったそう。しかし、林先生は「魅力的ですね」と絶賛し、暗黒期の中村について「だんだん仲良くなれそう」と好感を抱く。
その後も「全部敵だと思ってましたね」と当時を振り返ると、対する林先生は「いいな! そうです、世の中全部敵ですよ」と、さらに暗黒期の中村の考え方を絶賛した。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)