9月に聴きたくなるあの曲、歌詞をよく見ると… 「じつは12月の歌」と今年も話題に
毎年9月になると聴きたくなる名曲。しかし本来は「12月の歌である」ということをご存知だろうか。
いよいよ本日より9月がスタートし、今年も残すところあと4ヶ月。多くの学校では2学期が開始となり、欧米諸国の学校は新年度がスタートしたりと、4月に負けず劣らず、9月も「始まりの時期」と言えるだろう。
そんな9月に聴きたくなる名曲の中には、意外と知られていないエピソードが眠っているのをご存知だろうか。
■時期に因んだ曲が聴きたくなる?
時代や季節感を超越したタイムレスな名曲も数多く存在するが、歌詞やタイトルなどに注目して「特定の時期(日時)に特定の楽曲を聴く」という通な楽しみ方をするリスナーは決して少なくない。
例えば日本のロックバンドのレミオロメンには『3月9日』、アイルランドのU2には『New Year’s Day』、アメリカのMaroon 5(Velvet Undergroundも!)には『Sunday Morning』など、特定の日にちや一定の期間をタイトルに冠した代表曲が存在するのはご存知の通り。
9月になると、アメリカのソウルバンド・Earth, Wind & Fireの楽曲『September』が聴きたくなる人も多いことだろう。
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■じつは曲の舞台となるのは…
実際、今年も9月1日の0時になるや否や、ツイッター上には「ベタだけど今年もSeptember聴いちゃう」「やっぱり毎年9月はこれですわ」といった声や、同曲のライヴパフォーマンスが確認できるYouTube動画のURLが多数上がっていたのだ。
しかし一方で「野暮なこと言うけど、正確に言うと9月の曲ではないんだよね…」など、冷静なツッコミもチラホラ。そう、じつは『September』の歌詞は9月の思い出を12月に回想している…というもので、言うなれば「12月に聴いて9月を思い出すソング」なのだ。
ちなみに記者は「細けぇこたぁいいんだよ!」派なので、9月に聴けば気分がアガり、12月に聴くと心が染みる名曲…として認識している。