雷のコマ送り動画がまるで世紀末 撮影者は「空を見上げればそこは宇宙」
藤井さんがオススメの次に訪れる天体ショーは、11月19日の部分日食だ。
■計50台のカメラで観察
藤井さんはしらべぇ編集部の取材に対して「動画で撮ったものを分割して、明るい部分だけをつなげて再び動画にした」と話す。フリーソフトを使っているそうだが、かなり時間がかかる作業だという。
また、静岡県富士市の実家と平塚市の自宅に計50台のカメラを設置し、2010年から本格的な観測を常時続けている。
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■次は11月の月食がオススメ
「はやぶさ2などの最新の天文学を追うのもおもしろいが、わたしたちが住んでいる日常にも不思議な世界が存在する。空を見上げればそこは宇宙」と話す。
藤井さんがオススメの次に訪れる天体ショーは、11月19日の部分日食だ。11月19日の夕方から宵(よい)にかけて、全国で部分日食が見られる。
月食とは、月が地球の影に入ることによって起こるが、地球の影によってすべて隠される「皆既月食」と一部が隠される「部分月食」がある。今回は部分月食だが、月の大部分が影の中に入り込む。月が最も欠けて見えるのが午後6時頃で、東の空に注目だ。
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■雷タイムラプス
昨日の雷のタイムラプスです。2021年8月30日19時41分から49分に、平塚の自宅から撮影しました。各約3秒の動画を1枚の画像に比較明合成し、約30倍速で再生しています。激しく雷を放ちながら、積乱雲がぐんぐん成長しています。稲妻によって照らされた雲が様々な色に光り、イルミネーションのようです。 pic.twitter.com/QdQ3jFMamy
— 藤井大地 (@dfuji1) August 31, 2021
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)