厚労省、カンピロバクター食中毒多発を警告 担当者に注意点を聞いた
子供や高齢者など、抵抗力の弱い人は重症化しやすく、まれに「ギラン・バレー症候群」を発症する。
■よく焼いて食べること
今年4月16日には、宮崎県の飲食店で提供された「鶏さし」を食べた11人が、カンピロバクター食中毒を発症した。「危ないにも関わらず、いまだに生の状態で鶏肉を提供する飲食店が後をたたない」と担当者。
では、消費者はどういった点に注意すれば良いのか。「飲食店で生の状態で提供されたら、よく焼いてくれるようにお願いしたほうが良い」と語った。
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■75℃で1分間以上
カンピロバクターは熱に弱いため、鶏肉の中心部は75℃で1分間以上、白く色が変わるまで良く加熱することが大事だ。また、鶏肉は最後に調理し、使った器具は洗浄・消毒。さらに生肉に触れたらよく手を洗うことを心がける必要もある。
【#鶏肉 は十分に加熱して食べよう!】#鶏刺し 等の生又は加熱不十分な鶏肉料理を食べたことによる下痢、腹痛などを起こす #カンピロバクター 食中毒が発生しています。また、手足の麻痺等を伴う #ギラン・バレー症候群 の発症例(推定)の報告もあります。
■詳しくはこちらhttps://t.co/fbnAMK6Utf pic.twitter.com/dn8rGYReLO
— 厚生労働省 (@MHLWitter) August 31, 2021
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)