心ない言葉受けた5歳の我が子 その切り返しに「カッコよすぎる」と称賛相次ぐ

周囲の心ない言葉にも、毅然とした態度を見せる幼い我が子。その素晴らしいスタンスが話題となっている。

2021/09/06 12:15



■口には出さずとも通じ合う気持ち

「じつは私も希少難病患者なんですよ。症状が酷くなると、髪の毛がゴッソリ抜ける薬を飲まなくちゃいけない場面もあるんです」と、自身の症状について振り返る風間さん。

そうした点を踏まえて「私の希望的観測なのかもしれませんが…」と前置きしつつ、我が子がヘアドネーションを始めるに当たり、自身の闘病する姿が少なからず影響を与えているかもしれない、と私見を語ってくれた。

風間さんは「希望的観測」と添えているが、5歳とは思えないほど立派な「ヒーロー観」の持ち主である次男くんだからこそ、風間さんの予想は核心をついているように感じられる。


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■全く「気にしてない」わけでなく…

2歳の次男

周囲から「女の子みたいでかわいい」と言われるたび、気にせず凛とした表情を見せるも、その直前には一瞬伏し目がちとなり、顔を逸らしているという次男くん。

「ヒーロー」と聞くと、煌びやかな姿がフォーカスされがちだが、実際はそうした努力や葛藤、ほろ苦い経験を経て、人は大きく成長していくものである。

そんな我が子の様子を振り返り、風間さんは「いつだってヒーローってのは、孤高の存在になりがちじゃないですか。周りには理解されない特有の葛藤を抱えていたり、強くあろうとしすぎてバーンアウトしちゃったり。ムービーやコミックの世界でもあるあるですよね」ともコメント。

その後は「私は、彼を孤高のヒーローにはさせたくないなと思いました」「そして彼が道に迷ったり挫けそうになったときは、私が彼のヒーローになれるように頑張ろうって思いましたね」と、笑顔で心境を語ってくれた。

なお、次男くんの目標としている髪の長さまではあと約10cmほどとのこと。立派なヒーローが己の信念を無事に貫けるよう、心から応援の言葉を贈りたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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