橋下徹氏、“いつでもどこでも誰でも”検査に指摘 「コンセプトが間違っている」
橋下徹氏が自身のYouTubeチャンネルで、一部地域が掲げていたPCR検査体制について言及した。
■検査をやるかどうかは“任意”
その理由として、「(PCR検査)をやれる能力はある。ただ『やりたい』と言ってくる人が少ない」「いつでもどこでも誰でも検査っていうのは、検査をやるかどうかは“任意”なわけ。やりたいと言って検査が行われる」と説明。
また感染を広めているのは無症状陽性者であるとし、「検査をやるかどうかは本人の自由」であることから、「いくら検査を増やせ増やせと言っても、検査やってくれなかったら意味がないわけですよ」とバッサリ。さらに検査でもしも陽性判定が出た場合、仕事がストップする懸念についても触れ、経済的不安要素の観点からも「普通受けないよ」と断言した。
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■全員に検査を強制しなければ…
その一方で、検査を自発的に受けたい人とはどのような人かについては、「症状が出て不安な人」「周囲に症状・陽性者がいて心配な人」を挙げる。
「誰でも、いつでも、何度でも」検査は、症状が出てる人が自分の症状を確認し、重症化防ぐためには有効としつつも、現在の任意での検査体制では「日本国中の無症状陽性者を見つけ出して全員を隔離して感染を抑止していくということには効果がない」とコメント。
「重要なのは、全員に検査を強制しなければいけない、ここが抜け落ちたPCR拡大論ってのは間違ってますね」とも指摘した。