大谷翔平投手、4試合ぶりの先制44号本塁打 自ら援護も103年ぶり快挙ならず
大谷翔平選手が44号本塁打を放つもベーブ・ルース以来の大記録達成はならなかった。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は10日(現地時間9日)、敵地ミニッツメイド・パークで行われたヒューストン・アストロズ戦に出場し、44号となる先制本塁打を放つも10勝目はならなかった。
■初回の先制打で本塁打王争いにリード
「2番・投手」の二刀流でスタメン出場を果たした大谷選手は1回1死の状況から相手の投手バルデスの速球をとらえ、44号となる本塁打を放った。
今シーズンの本塁打数で現在2位のペレスとゲレロJrとの差が後1本という所まで迫られていたが、大谷選手はこの本塁打で再び差を広げた。
関連記事:大谷翔平選手、破壊力抜群の第37号本塁打 「言葉が出ないほどすごい」
■6月からの連勝ストップ
初回からの本塁打で打つほうで良いところを見せた大谷選手だったが投げるほうはリズムに乗れなかった。9安打6失点を記録し4回で途中降板。
今シーズン2敗目を喫し、6月5日(4日)に本拠地で行われたマリナーズ戦から続いていた連勝も8でストップした。残念ながら1918年にベーブ・ルースが記録して以来、103年ぶりとなる2桁勝利・2桁本塁打は次回以降に持ち越しとなった。