学生を狙う違法バイト募集に大学図書館が注意喚起 危険な実態を聞いた
国民生活センターには、アルバイトを通して大学生がだまされる相談が相次いでいるという。
■アンケートモニターへの誘い
国民生活センターには、アルバイトを通して大学生がだまされる相談が相次いでいる。昨年はアンケートに答えるアルバイトに応じたら勝手に借金されていたという被害が多発。
具体的には、20代の男子学生が大学前でアンケートモニターのバイトに誘われたが、その際にバイトの支払いのために個人情報が必要といわれたという。そのため、電話番号やバイト先を相手男性に教えた。
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■約50万円の請求書が届いた
また、免許証と顔写真をスマートフォンで撮影された。さらに「後日振込みするため」という趣旨で銀行口座も教えてしまった。男子学生はアンケートに答えることでその場で4,000円を受け取った。
不審に思ったものの、何も対処せず過ごしていたところ、後日消費者金融から約50万円の請求書が届いたという。
男性が当該学生に渡した連絡先も、消費者金融のものだった。相談を受けた消費者センターは、学生に対して「弁護士に相談するようにアドバイス」。同様の被害は、特に九州北部で多発していたことがわかったという。
担当者は「大学生がこういった手口のターゲットになりやすい。言葉たくみに誘ってくるため、だまされないように注意してほしい」と述べた。
⚠️違法なアルバイト募集にご注意ください⚠️
学生にアルバイトと称し、所属大学の図書館が契約しているデータベースを検索させ、その内容を提供させる会社があるとのことです。
このような第三者にデータベースの内容を提供する行為は、契約違反行為となりますので、絶対に行わないでください。— 北海道大学附属図書館(Hokkaido University Library) (@Hokudai_Library) September 9, 2021
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)