山道で遭遇した看板、何かがおかしい… 「通れません」の完全上位互換と話題に
長野県で遭遇した工事看板。見る者に強く訴えかける表記内容が、ネット上で大いに話題となっているのだ。
■工事側の事情に思わず納得
件の写真は、人気漫画『ゆるキャン△』にも登場した長野県の陣馬形山(じんばがたやま)の山頂へ通じる道の途中で撮影したというやっしーさん。
看板発見時の様子については、「陣馬形山へのアクセス経路はいくつかあり、土砂崩れで今は一つのルートしか行けません。看板はその他のルートと合流するところになるかと思います」「過去にはこのような看板は見たことがありません」と振り返っている。
続いて、看板に社名が書かれていた「与根山建設」に詳しい話を聞いてみると、こちらのツイートが大いに話題となっていることを知っていたようで「うちだけでなく、他の会社さまもこうした表記の看板を使用しているのですが…なぜここまで話題になったんでしょうかね?」と、笑みを浮かべつつ首を捻っていた。
なお同社には当然、通常の「通行止め」と書かれた看板も存在するのだが、一般車両が立ち入れない工事現場に車両が入ってきてしまったケースなどに遭遇した際は、今回話題となった「本当に通れません」の看板を使用することがあるという。
本来であれば「本当に」の有無に関わらず「通れません」「通行禁止」の指示にはしっかり従うべきなので、妙な好奇心を起こさぬよう気を付けたい。
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■過去にはこんな看板も…
なお、続く道の危険性を警告した看板といえば、今年6月には京都府の寺院内にある「この先行かれるのはご自由ですが大いに危険」と書かれた看板がツイッター上で話題に。
こちらはあくまで「通ったとしても自己責任」というトーンであったが、普段何気なく歩いている道をよく見ると、こうした一風変わった看板に遭遇する機会があるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)